朝11:00から第1回セミナー。
この回は、クラシックのクラリネット&ウッドベース。ハードロッカーなエレクトリックベーシスト。ビートルズなギタリスト。に、うちのギター教室生徒さんたち。
最初は「このオレに何をさすねん!」的な反応でしたが、すぐに初めての人も慣れて、とっても良い感じ!
「譜面があれば弾ける」「譜面なんか見たことない」いずれにも対応させていただいています。
味見の会は、簡単なゲームの仕方を提示して、ソロを回していく形式です。
ちょっとしたアドバイスで、1時間ほどで、全員が今までにないレベルになったと思います。クラリネットで参加された方も、今回は見違えるほど音楽的なソロに。
途中4階のLA GRANGE (ラ グランヂ)で美味しいピザとパスタをいただきながら、歓談。これが話が弾む。積年の疑問や何や話すことがいっぱいで、そこここで盛り上がっています。僕も普段レッスンで出来ない話になったり、有意義に感じました。
でも、こういう時、僕は話し過ぎないことがいいな、と思っています。
それは音と音で対等に対話した仲間同士、年齢や立場を超えて、音楽について語り合う時間はかけがえのないものだと思いますから。
歓談後は、違うゲームをもう1時間。名残は尽きません。
午後15:00からの第2回のセミナー。
既に様々な活動をされているフルート奏者。クラシックのトランペッター&チェロ奏者。
高校の時にギターを弾いたことがあり、恐る恐る参加のギタリストさん。など。
今回も、実に様々な方々が参加されました。
が、最初のゲームからとても楽しんでいただけたようです。
味見の会は、何回経験しても新しい発見があるようで、数回目の参加者は、みんな見違えるように上手くなったと思います。
今回、場をリードしてくれたギター教室の生徒さん達に感謝。「バンドを組んでいても、ここまで自分にフォーカスして経験できる時間は少ないし、貴重な場所だと思います。今回も貴重な体験が出来た」とコメントしてくれて、僕も自信になりました。
途中、お茶をしながら、大人たちはビールを飲みながら(笑)歓談し、2回目のゲームは、さらになんとも言えない一体感と充実感で終了。
朝から参加の普段口数の少ない生徒さんが「みんな、他の人も音楽したら良いのにと思います」言ったのが印象的だった。
彼女とは会話こそ少ないけど、心がガッチリ通じ合っているのを最近感じます。僕は最近それこそ音楽だと思う。
わかりあえてる、という実感があれば人は救われる、と最近思うんです。
人生というか、生活そのものが救われる。それにプロとかアマチュアとか関係ないやり方もある、と思うんです。
人は周波数の微妙な変化に反応し、それに意味を与える本能を持って生まれてくる、と僕は思っています。「言葉」がそうだと思います。 同時に、音楽も持って生まれてくると思います。「ありがとう」の言い方一つで、赤ちゃんは泣いたり、大人は嫌われてるのかと思ったり。それは音楽の始まりだと思います。
僕は、最近、時々、言葉にうんざりする。
今の世界のほとんどは、実際に見たわけでもない「噂話」でコントロールされてるんじゃないか、と思う。
音楽についても、色々聞いてくる人は多く、でも、説明は説明を生み出して、いつも入り口にすら本当は立ってないのに、と言う思いは強く、
味見の会は、そう言う自分のモヤモヤを解消し、言葉にならないものを丸ごと伝えていく貴重な場所だと思っています。 そして、参加者の方々に感謝。誰一人欠いてもこの空気感は出ないのを実感しています。
最後に、この場を提供してくださるアイガットサロンの石田さん、LA GRANGE (ラ グランヂ)の山田さんに感謝です。いつもありがとうございます!
次回は、3月10日。4月は神戸もあります。
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