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2024年6月24日味見の会大成功でした!

味見の会、大成功でした! <朝の部>

 ギタリスト5人、鍵盤ハーモニカ1人。

朝の部は、うちのギター教室の生徒さんを中心に。

今回参加の生徒さんが、みんな本当に上手くて立派に音楽になっていて、教えている僕が一番感動したかもしれません。

 特に入会して数ヶ月の生徒さんが、物おじする事なく、素晴らしいエモーショナルなフレーズをプレーされて、唖然としました。いや、本当に素晴らしい。

同志社大学の軽音の後輩も、先日同窓会の時誘ったら来てくれました。

流麗にソロを決めてくれて、大いにみんな触発されたようです!

K.Dくん、ありがとう!

 今回驚いたのは、広島から中学の同級生のKさんが、参加してくれた事です。



吹奏楽部で一緒だった。彼女は部長で当時はパーカッション。クラシックピアノも子供の頃から弾いてきたし、昔からちゃんと筋を通して話出来る人だから、どういう感想をもらえるか、とすごく興味がありました。「最近は、公民館で友人と、それこそリコーダーやらフルートやら、身近な楽器でみんなでアンサンブルして楽しんでいる」との事。


 直前から資料のやり取りをしてたのですが、彼女曰く「Youtubeで先に勉強しておこうと色々検索したのだけど、見ているうちに『なんで私が怒られないといけないのか?』とジャズが嫌いになりかけてた」との事。(笑)


しかし、セッションの最後の方では、歌心たっぷりにソロを聴かせて、初めてと思えないプレーでした。「今日は、心穏やかに広島に帰れるよ」と大変楽しんでもらえたみたい。

良かった。ホッとした。(笑) *************  僕がやりたいのは「味見の会」だから、すごく早く上手くなったからと言って、上から目線で、初めての人に接することはやめよう。


味見の会は、これからは参加者のマインドが一番大切になる。と、音楽的なマインドが育つことを最も今、重要に思っています。

 その考えが浸透してきたことが、なんと言っても嬉しい。うちの教室の生徒さんたちを誇りに思います。みんな本当にありがとうございます!

それが実現して嬉しい。


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午後の部、

フリューゲルホルン、エレクトリックベース、ウッドベース、バイオリン、

ピアノ、クラリネット、ギターは僕だけ。

と、一見、普通ではあり得ないヘンテコな集まり(笑)

味見の会ならではになってきました。


今回、特に気になっていたのが、バイオリン。

味見の会は、譜面は使いません。

その楽器に合ったチャートを用意しています。

まもなく1年に突入する味見の会ですが、

わかってきたのは、フレットのある楽器は、理論的な要素のある

音楽には、意外に向いています。

ウクレレ、エレクトリックベース、ギター。

譜面が読めなくても、意外に複雑なことにも対応出来る。

びっくりするぐらい早く上手くなる。

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次がピアノ、キーボード。特に鍵盤ハーモニカでの参加は、

歌心が表現できて、オススメです。

ピアノは、片手でメロディーを弾く事で参加してもらい、

コードは後から、というスタンスですが、

慣れてくるとちゃんといずれ弾けるようになるようです。


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管楽器は、どう対応されるんだろう?

と、しばらく不安でしたが、トランペット、クラリネットは、

今回、とっても素晴らしいプレーになってきて、安心しました。

クラリネットの方の「今回特に気をつけたのは、シンプルに弾く事」

との事でした。その方向は、他の参加者に大きな刺激になったようです。


歌心は、テクニカルなフレージングの中には本当はないな、と感じた瞬間でした。

オーナーでギタリストの山田さんも「トランペットが吹き始めた時

『わあ、マイルスみたいやなあ』と思った。

普段、ギターしかいなかったから、わからなかったけど、

あれをホーンで吹くとマイルスみたいになるんですね。

ベースもジャコパストリアスみたいやな、と思った」と。

かく言う山田さんも、今日ちょっと弾いたら、

ロックなテイストの彼のままジャズになってました。

もしかしたら、彼は岡本流の正当な後継者かもしれん。(笑)


味見の会で、一番の課題は、バイオリン、ウッドベース、チェロなどの

フレットのない楽器の対応でした。

ピッチを取ることが、結構難しい。

うちは、譜面は使わず、チャートを使うのですが、

五線紙に書かれたものを反射的にすらすら弾くのと全く違う脳を使うようなのです。


だから、ちょっと慣れるのに時間がかかります。

でも、今回は、何かヒントが得られた気がします。

「シンプルな事を『しっかり確信を持って弾く』」という事が大事なようです。

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味見の会は、音楽が理想的なコミュニティーの見本みたいなものを作る実験場になってきた気がします。


あっという間に上手くなる人もいる。すでに上手い人もいる。

初めて参加する人もいる。何回も参加しても、なかなかサマにならない人もいる。

でも、それが良いのだと思うようになりました。

それこそ、社会だと思うんです。

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初めて参加された方は、赤ちゃんのようなものだと思うんです。

それを大人が赤ちゃん相手にガミガミ言うでしょうか? マウントを取るでしょうか?(笑)

命の危険がない限り、ニコニコして見守るだけです。


だから、初めて参加する人も、気兼ねなく失敗して、

上手くいかなくても、周りは気にしてない、

と自由に自分の為に時間を使ってもらったらと思います。


誰も迷惑だとは思っていないし、迷惑かけても良いんです。


いつの間にか、そう言う人をそっとサポートする方に変わっていく

そう言うものなのだと、今回感じました。


毎回、参加者全員がその場にいてくれる事を感謝しています。

今回も、皆様、ご参加いただき、ありがとうございました!




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