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アコースティックギターとエレキギターの違い

更新日:2023年3月13日


Youtubeはこちら。3分程度なので、是非、ご覧ください。


とても大雑把なんですけど、エレキギターとアコースティックギターは、ここが大きく違うと僕は思います。

①アコースティックギターは、元々一人で弾くことが前提。

②エレキギターは、元々バンドで弾くことが前提。


<歴史>

<アコースティックギター>

弦楽器は、すごく古くから人類と馴染みのあるものです。

最初は、弦をツルに渡してやると「ビョンビョン」音が出たことから始まっていると思います。

何が重宝かというと、安価で歌のイミテーションに適しているからです。

だから、フレットがなく、弦の数も少ない楽器も多い。

西洋に伝わり、1、2弦でメロディーを弾き、234弦で和音、56弦でベースを弾くように6本の弦に発達し、スペインで完成された。一人で音楽するために発達したものなんです。しかもピアノより、持ち運びが便利。

蓄音機が発明される前は、音楽は、家庭では、演奏するものだった。パーティーではお父さんが演奏し、みんなが歌う、みたいな。特にピアノが広まるまではギターはその主流だった。ただ音が小さかった。だから、オーケストラにも入れてもらえない。庶民の楽器。


<エレキギター>

ギターは、大航海時代を経て、アメリカにも伝わった。けど、それでも、大編成になれば、ギターはバンドでソロが取れない。だから、大きな音に拡声するする必要があった。それでエレキギターが出来た。

だから、初期のエレキの設計思想は「大きな音のするアコースティックギター」だった筈なんです。

研究は「アコースティックギターに聴こえる?追いつけ、追い越せ」だった筈なんです。

多分、フェンダーは、スチール弦の音。ギブソンは、ガット弦のギターの音だったんじゃ無いかな?と。

で、アメリカで発明された。だから、アメリカで使われ方も発達した。

だから、僕はエレキはアメリカの民族楽器で、そもそもアメリカ民謡を演奏するアンサンブル用の楽器だと思います。


<アコースティックギターは独奏。エレキはバンドで使うアンサンブル楽器>

だから、エレキは、バンド用の弾き方が発達した。


だから、ゆくゆくなりたい姿が違うし、練習法も違うし、始め方も違う。

それを理解したら、ギターを始めたい人も、仕事でギタリストを雇う人も、だいぶんとギターのことが理解できると思います。

Youtubeでは、そう言う話をしています。 他には、こんなビデオも



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