ジャズバラードを弾いてみました。
専業ジャズマンとも言えないし、20代は、スタンダードを弾いて木屋町界隈を闊歩していたものですけど、ふと「これをやるために、僕は脱サラしたんだろうか?」と考えて、
「さよならスタンダード」を心の中で宣言し、オリジナルを作ることに専念し始めました。 大好きだったジョンスコフィールドが京都に来て、セミナーで会い(その時の司会と通訳は井上智さんだった) 「どうやったらあなたみたいに弾けるんですか?」と聞いたら「僕のように弾いてどうする。僕もジョンマクラフリンやパットマルティーノみたいに弾きたかったが、弾けなかった。自分は自分、自分らしく弾こうと思ってから、楽しい人生を送っています」と言われ、ピックをもらった。 そっくりだ、と言われると嬉しかったその頃、大きなショックを受けて、その時、ANミュージック京都に来られていたアレンジャーの矢野誠さんに相談したら「曲を作って、それにご奉仕するギターを弾けばいいんじゃない?」とアドバイスされた。 しかし、それは楽しいというより、いばらの道で、長いトンネルを過ごすような20代の気分だった。 最初は生きる糧として選んだ人に教えて過ごすことも、いつしか自分の仕事と呼べるようになり、アーティストと別に「教えるなら、ジャズとかブルースとか、教えるのが誠実な道」と教える事と昔から考えてきたけど、最近は、アーティスト活動と切り離して、考えるようになったと思います。 今回弾いてみて、とても楽しんで弾くことが出来ました。 よろしければ、聞いてください。
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