岡本博文から次世代に残す教育シリーズ、一旦、完結しました。
昨日、味見の会参加者を念頭においての『音楽理論書』の入稿を終えました。
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今までの教育と全く違う視点で、音楽の学びを提供している「味見の会」
普通の理論的な言葉で、音楽を理解するとこうなる、と言う僕の考える『最もコンパクトで凝縮した音楽の理論書』を入稿しました。ページは、カラーを使いわかりやすく編集しました。
クラシック奏者程度の楽典。
♭♯の調号の増え方、キー程度は理解している、と考えて、
1)世間一般で、どのコードの時にどのスケールを弾くか?
と言う『アナライズ』の為の早見表。と、実際の詳細なアナライズ例
2)コードネームの仕組みと覚え方の丁寧な説明
3)諸々のアナライズの根拠になる特殊な状況の為のノウハウ
そして、味見の会で使われる『16曲の正統な詳細アナライズ例』を完備しました。
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味見の会では、正統なアナライズを踏まえて、
あるものは省略し、あるものは最もカッコいいものを強調して、
音楽に対してのセンスの良い感性を体得するものなので、
こう言う本と照らし合わせて「要領をよくやっている部分」が、見えておくのは次のステップ「自分なりに味見の会でやったことを応用出来る」につながると思います。
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また、今までの人生のコード研究の集大成であるコードの本、
『How To Develop Chords For Creative Music』も出版しました。
これは内容的には、
1)経験に基づくコードの展開と譜例
2)アッパーストラクチャーを使っての理論的なコード展開と譜例
になっています。
1)の譜例は、それを繰り返し練習するだけで、あらゆるジャンルのプロにも対応出来るものを厳選しました。
2)は、2弦トップの譜例にとどめましたが、基本的なDm7-G7-CM7だけで、81のバリエーションを
記載して、あらゆるギタリストのインスピレーションを掻き立てるものになっています。
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また、味見の会の資料も、
譜面の読めないギター、ウクレレ、エレクトリックベース
と共に、
In C (ピアノ、バイオリン、チェロ、コントラバス、フルート、トロンボーン、チューバ、バンドネオン、スティールパン 、など)
In B♭(テナーサックス、クラリネット、トランペット、その他のB♭移調楽器)
In E♭(アルトサックス、Esクラリネットなど、E♭移調楽器)
の為の特別チャートも完成しています。
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これで、次世代に向かっての僕の教育プロジェクトの基本アイテムが一旦完結したことになります!
これも、皆さまの熱意に押されての出版です。
皆さま、ご参加ご協力、ありがとうございます!
なお、販売は、しばらく教室生徒&味見の会参加者に限らせていただきます。
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今後の出版予定は、
味見の会英語版チャート、
吹奏楽&ビッグバンドの為のポップスアンサンブル=ウォーミングアップ。
In F(ホルン対応)のチャート
ギタリストのための味見の会、コード伴奏16曲
などの予定があります。
今後ともよろしくお願いいたします!
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